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第1823号 たった一言でコンテスト受賞作品★ちょっといい話で賞★『いくら人をごまかせても自分はだませないよ』

<氏名>渡邊さん
<学校名・学年>北九州工業高等専門学校

<心に響いた「たった一言」>
「いくら人をごまかせても自分はだませないよ」

<「たった一言エピソード」>
私には今でも忘れられない一言があります。それは、小学校四年生のとき、私が母から言われた一言です。

その頃の私は小学生らしい幼さを持ちつつも、だんだんと賢さを覚えている頃で、できていない宿題を「終わった」と言ってみたり、都合が悪くなるとすぐにごまかしていました。

しかし、母親とはそんな子供の嘘をすぐに見抜いてしまうもので、私が嘘をついているのを分かって母は何も言いませんでした。

そしてある日、私は母からこんな一言を言われました。
「いくら人をごまかせても自分はだませないよ」

この言葉は当時の私にとって衝撃の言葉であり、恥ずかしさも感じました。その言葉は確かに私を大きく変えました。今、考えてみると、あの言葉には「自分をごまかすような人間になってはいけない」という意味もあったのかもしれません。

それを思い出しつつ今の自分をふり返ると、到底その言葉を大切にしているとは言えません。年を重ねるごとに自分で管理することが増え、今では学生寮に入っていますが、身体・精神ともに自己管理できているとは言えません。むしろ、常に心につっかえるものがあり、あの時以上に周りや自分をごまかしている気がします。

この作文をきっかけに母の言葉をもう一度思い出すことができたので、自分に素直になりたいと思います。そして、この言葉をくれた母にはいつか恩返しができるよう、今できることから励んでいきたいです。