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第1776号 ちょっといい話『自分もやっていて、大いに反省』志賀内泰弘

車の運転をしていて、ヒヤッとすることがしばしばあります。自転車が、フラフラと車道の真ん中近くに寄って来たり、信号無視をして突っ込んで来たり。慌ててハンドルを切ると、スマホを片手に自転車に乗っているのです。バックミラーをチラッと見ると、まだスマホに夢中になりながら自転車を走らせています。

自転車でなく、ただの歩行者にイライラすることもあります。スマホで行く先を検索しているのか、それともナビを見ているのか、とうに信号は「赤」になっているにもかかわらず、早足になるでもなくスマホの画面を見ながらゆっくり渡っているのです。

さて、駅でこんな「黄色の文字だけ」のポスターを見ました。
「ぶつかった、とあなたは思う。ぶつかってきた、と周りは思う。」

もう一枚。
「即レスしなかった程度で失われるものを友情とは呼ばない。」

「歩きスマホ」を止めるように呼びかけるためのもの。広告主は、携帯電話会社などで作る電気通信事業者協会です。
↓ ここからポスターをご覧になれます。
https://www.tca.or.jp/press_release/pdf/181025.pdf

実によくできているコピーです。私は、このポスターの前で動けなくなってしまいました。ハッとして、ドキッとして、う~ん、と唸りました。それは、私自身のことをズバリ指摘しているように感じたからです。

駅の構内やホームでも、ところかまわず電話が鳴ります。「ついつい」その場で受けてしまいます。電車の中で携帯が鳴ると、
「いま、電車です。降りたらこちらからかけます」
とメールを打ちます。そして、電車から降りると、すぐにかけます。その時、たいてい改札に向かって歩きながら。ときには、階段を上りながら。

今まで、事故を起こしたことはありません。人にぶつかった記憶もありません。・・・いや、ホントにそうなのかな。相手は「ぶつかってきた」と思ったけれど、私は「ぶつかった」ことにもスマホに夢中で気が付かないだけだったのかもしれません。スマホをしながら自転車に乗る人たちと同じように。

でも、「これから」そんな危険が起きないという可能性はゼロではない。駅のホームで、「歩きスマホ」に関連する事故が絶えないといいます。白い杖をついていたり、素早く動けない年配者や妊婦さんにとっては、スマホに夢中の歩行者は「危険」をもたらす存在になりうるのです。

私の心の中に、「自分は大丈夫だ」「今回だけ」「周りに人が少ないし」という言い訳をしている自分がいます。

「即レスしなかった程度で友情や信頼が失われるような人付き合いはしていないはず」

そう自信が持てたら、「即レス」の必要はないはず。自分もやっていて、大いに反省しました。今日から、このメルマガで誓います。もう「歩きスマホ」は「絶対」しません。