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月刊誌プチ紳士からの手紙






小冊子_表紙「ギブギブ」

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第1459号 ちょっといい話『誰かのために、余分に何かを持つ・・・ギブアンドギブの一つの方法』志賀内泰弘

大阪のオバチャンのアメの話を、みなさんもご存じかと思います。
別に、友達じゃなくても、ちょっと出逢った人に、
「アメちゃんあげる」
と、カバンやポケットから取り出して差し出す。
あまり、大阪に出掛けることが少ないからかもしれませんが、
私は一度も体験したことがありません。
でも、テレビなどで、その話を聞くたびに、
「ああ、いい話だなぁ」
と思います。
 

大阪に講演に出掛けた時のことでした。
新大阪駅から、タクシーに乗って行先を告げました。
しばらくして、赤信号で停止した際に、運転手さんに声を掛けられました。
「よかったたら、コレ使ってください」
そして、ポケットティッシュを差し出されました。
「え?!」
「いや、何度も、鼻をすすられたので、風邪をひいておられるのかなと思って」
そのティッシュには、タクシー会社の名前が入っていました。
なんとも、粋なサービスです。
たまたま、無意識に鼻をすすったのを聞いていて下さっただけでしたが、
せっかくのご好意なので、遠慮なく頂戴することにしました。
 
電通のデキル広告マンは、こんな気配りをするそうです。
打ち合わせ中に、得意先がペンを忘れて来たことに気付いたら、
サッと2本ボールペンを取り出す。
そして、
「2本持ってますから、1本どうぞ」
と言う。
もちろん、これは企みです。
いつも2本持っていて、
「こいつはデキルヤツだなあ」
と思わせる作戦です。
でも、嬉しい気配りですよね。
わざわざ2本ある事を見せられたら、相手も受け取りやすいというもの。
 
全日空の元CAの松澤萬紀さんの著書「1秒で『気がきく人』がうまくいく」ダイヤモンド社の中で、
こんなエピソードを披露しています。
 
松澤さんのセミナーの最中に、お母さんが連れて来た幼い子供がぐずりはじめました。
(子供同伴オーケーの会)
すると、参加者の一人のお母さんが、
カバンの中から、たくさんのオモチャを取り出しました。
子供たちは大喜びで、楽しそうに遊び始めました。
そのオモチャを持って来た女性は、一人での参加です。
自分の子供は、人に預けて参加したそうですが、
「きっと大勢、お子さんたちが来るから、何かの役に立つかもしれない」
と思い、カバンにオモチャを詰め込んで参加されたといいます。
 
松澤さんは、言います。
「彼女は、目の前の人に喜んでもらうために、自分でできることは何か?と考えたのです。
私も見習って、いつも誰かのために、余分に何かを持つように心掛けるようになりました」
 
「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動の理念は、ギブアンドギブです。
いつも説明するのは、ギブするものは、物やお金である必要はないということです。
「思いやり」「気遣い」「気配り」・・・。
そう、相手に「親切」にする心です。
 
その「親切」を「形」にするのに、「ほんのちょっと」の小道具があると、
より効果的に「心」を伝えることができる場合があります。
アメ、ティッシュ、ボールペン、そしオモチャ。
その他にも、ビニール傘、ハンカチ、マスク、携帯カイロ、ペットボトルのお茶など、
ほんの少しのお金で、普段から準備しておけるものがたくさんあります。
 
これも、ギブアンドギブの一つの方法です。
 
(参考図書)
ホチイチョイプロダクション著
「電通マン36人に教わった36通りの『鬼』気くばり」講談社+α文庫