たくさんのいい話をたくさんの人に読んでもらいたい・届けたい・広げたい【運営】プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動

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◆志賀内の愛読新聞

第301号『プチ紳士を見つけました!』志賀内泰弘

大阪市立野田中学校の杉本直彦先生からお便りをいただきました。 杉本先生は、「プチ紳士・プチ淑女探せ!」運動の大阪府豊中支部の サポーターになっていただいています。

封筒を開けると、「愛あふれる学年に!」というタイトルの 「野田中学3年学年だより・22.7.9」が出てきました。

そこには、生徒が見つけた、「プチ紳士・プチ淑女」が書かれてありました。 その中から、今日は二つ、ご紹介させていただきます。 まずは、下田くんの話。

山内くんと2人で吉野グランドの近くを歩いていた。 突然の雨で、2人ともビチャビチャになっていた。 すると、後ろから近づいてきた車が、突然、僕たちの横で止まり、 助手席の窓が開いた。

車の中から、知らないおじさんが何か言っているけど、 雨の音が激しくて全然聞こえない・・・。 山内くんが窓まで行って聞き直したら、

「トランク開けろ!」

って言われた。開けてみると、おじさんが、

「傘持ってけ!」

と言ったので、透明のビニール傘を2本もらった。 おじさんに、

「ありがとうございました」

と言い、傘をさして車より先に歩き始めた。 すると、後ろからまた同じ車が追いかけてきて、 今度おじさんは、僕たちにタオルを渡して走り去って行った。

プチ紳士に出会った雨の日だった。

もう一つ。今度は、森瀬くんの話です。

僕は、4月半ばからずっと足を痛めています。 クラブの練習に参加したいと思っても、 痛みがでて、あまり走ることができません。

6月の初めに、大きな陸上の大会がありました。 僕は、大会の前まで正直、大会で走ることが嫌でした。

5月にあった大会でも、思うような記録が出せずに、 結構落ち込んでいたからです。

6月の大会が近づいてきたある日の練習で、僕は友だちに、

「オレ、全然走られへんわ。いいタイム出されへん」

と言いました。すると、友達が、

「今度の大会のリレー、オマエが出てくれな、オレ出たないわ~」

と言いました。 その言葉は僕にとって、またがんばり続けなアカンということを 教えてくれたとともに、大会に出場してやろうという気にさせてくれました。 僕は、とても嬉しくなり、ええ友達がおってよかったと思いました。

そして、大会の日、100mは出場できなかったけれど、 リレーには何とか出場しましたが、やはりうまく走れませんでした。

しかし、友達は僕のことを責めませんでした。そして、

「夏の大会は、足治してがばってや」

と言ってくれました。僕はホンマに嬉しかったです。