第491号 ちょっといい話『きっと、上手くゆく!』志賀内泰弘
今から、30年前のことです。 大学四年生で就職活動をしていました。
当時は、就職協定というものがかなり厳格で、 4年生の11月にならないと 正式に採用通知がもらえませんでした。
それでも、8月くらいになると、優秀な学生は 「内定」「内々定」が出始めました。 とても焦って、辛かったことを思い出します。
そんな昔のことを思い出したのは、 愛知県名古屋市の「りょー」さんから、こんなお話が届いたからです。
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私は今大学四年生で、就職活動を行い、 面接や説明会に積極的に参加しています。
会場はそれぞれの会社で異なり、県内、さらには県外にもなると、 お金もかかるし、とても疲れます。
その上、結果もなかなか出ないのでやる気もだんだん無くなりました。 結果が出なかった会社なんか受けなければよかった、 ましてや、電車賃をかけてまで、 その会場まで行かなければよかったとすら思うようになっていきました。
そんな中、最近少しではありますが、 ゴミ拾いをするようになりました。
最初は家の回りを歩いてるときに拾うくらいでしたが、 ゴミ拾いの楽しさ、やりがいに気付き始めたとたん、 就職活動で行く先々でもゴミを拾うようになりました。
私は気づきました。
私が就職活動で行った先は、 ほんの少しではあるが、綺麗になったのです。 私が行ったからこそ綺麗になったのです。
それに気づいた瞬間、私の就職活動が少し誇らしくなりました。
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「陰徳」という言葉があります。 誰も見ていないところで、人のために役立つことをする。 なかなかできないことです。
「受からなければ、仕方がないじゃないか」
という意見もあるでしょう。 でも、私は信じたいです。
きっと、「りょー」さんのことを見ている人がいる。 いや、必ず、彼の魅力を見抜く人がいると。
きっと、上手くいきますよ! 採用通知が届くこと、 心よりお祈りしています。









