第454号ちょっといい話『サービスエリアの忘れ物』志賀内泰弘
今日は、兵庫県芦屋市の北村淳一郎さんからのお便りを紹介させていただきます。 私も何度か経験がありますが、「忘れ物」をするとパニックになってしまいます。 北村さんも、楽しい釣りに出掛ける途中で…。
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先日とても「いい話」を体験しましたのでご報告します。
週末を利用して越前へイカ釣りに行く途中、大津SAで忘れ物をしました。 上りSAの男性トイレの個室です。
忘れたものは財布と携帯電話・スマホ入りのポシェット。 財布には現金2万円ほどの他、カード類も入っていました。 もしなくなっていたら、釣りどころではありません。
気がついたのは鶴賀ICを降りてしばらく走ったところ。 同乗者が持っていた地図にNEXCO西日本インフォメーションの電話番号が載っていたので、 携帯電話を借りてすぐ電話しました。
事情を聞いたインフォメーションの方
「こちらからご連絡することもできますが、 大津SA上りインフォメーションに直接ご連絡いただくこともできます」
ということで、電話番号を聞いて連絡しました。
北村「あ、すみません北村と申しますが・・・」
で、すぐに何かを理解した様子。
北村「男性トイレの個室に忘れ物をしたのですが」 SA「はい、届いてます」
清掃の方が届けてくださったそうです。
現金入りの財布も入っているのですから、 次に入った人にそのまま持ち去られても何の不思議もありません。 清掃の方はかなりの頻度で見回りに入っておられるようでした。
もう感謝感激でした。
インフォメは午後8時までということで、 当日中には取りに行けないと説明すると、 翌朝7:30には準備で人が来るので引き継ぎしておきます、と言ってくれました。
往復の道には適当なお店がなかったので、 せめてものお礼にと冷凍の甘エビをお土産用に買ってから、 無事、予定どおり釣り船に到着。
おかげでマイカ(ケンサキイカ)が100ハイ以上釣れる大漁でした。
午前1時、大津SAで同行者と別れた後、車の中で夜明かしし、朝7時半、 教えてもらったとおりに開いたインフォメで無事忘れ物を受け取りました。
その後、書いておいた携帯番号にわざわざご本人から 手土産のお礼の電話をくださいました。 お礼を申し上げましたが、まだ足りない気持ちです。
電話の最後には、
「またご旅行の際には大津サービスエリアをご利用ください」
とおっしゃいました。脱帽です。
清掃の方ということですのでグループ会社の方かもしれませんが、 NEXCO西日本さんにはすばらしい仲間がおられるのですね。
インフォメで電話で対応いただいた方、拾得物を渡してくださった方も、 それぞれとても気持ちよく対応いただきました。
この件はNEXCO西日本さんのCSR担当部長にも情報提供して、 社内の好事例として紹介してほしいとお願いしました。
震災の時の皆の行動といい、やはり日本ってすばらしい国ですね。









