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第1173号 ちょっといい話『「7つの仕事魂」執筆うらばなし・・・(その1)人の「苦労」が見えるには?』志賀内泰弘

おかげさまで、新刊「No.1 トヨタ 7つの仕事魂」PHP研究所が好評です。 自分で言うのはおこがましいのですが、なかなかの力作です。 なぜ、上手く書くことができたか、というと・・・インタビューが上手くいったからです。 もちろん、取材を受けて下さった、トヨタマンの方々のご協力あってのことです。

しかし、この本は、志賀内自身が「変わった」ことにより、 書くことができたと言っても過言ではありません。 たまたま、15年くらい前に書いた原稿を見る機会がありました。 著名な方に出逢い、その人生に感動して書いたものでした。 ところが、どっこい。少しの「真理」を書けていないのです。もう赤面です。

そこで、今度は10年くらい前に書いた別の原稿を見てみました。 すると、それ以前の物よりはマシですが、まだまだダメです。

この数年。 インタビューが上手くゆくようになったと感じます。 それに伴い、文章も上手くなっている。 その理由に、自分でハタと気づきました。

いつも、インタビューをする際に、決まって相手に尋ねることがあります。 「この仕事で、一番の苦労は何でしたか?」 というものです。 今回の本でいうと、ウェルキャブ車の開発者である中川茂さんに、 「この車を作る上での苦労話を聴かせてください」 とストレートに質問しました。 それが功を奏して、良い原稿が書けたのです。 泣ける話、感動する話が書けたのです。

ところが、です。 この「苦労話を聴かせてください」というセリフは、 ずっとずっと以前から使っていたのです。 にも、かかわらず、満足する話を聞きだすことができませんでした。 その原因は、どこにあるのか? そう、志賀内自身にあったのです。 自分自身の苦労の数が、量が足りなかったのです。 人生経験が不足していたのです。 すると、人の「苦労話」を聞いても、それを咀嚼して、受け止めることができません。 すると、次の突っ込んだ問い掛けにも繋がらないわけです。 すべては、自分の心の狭さが原因です。

20年前に、生死を彷徨う大病をしました。 その後も、再発の恐怖や、薬の副作用などを乗り越えて生きてきました。 それを私は「苦労」だと思っていたのです。 しかし、そんな程度のことでは、まだまだ人は成長できません。 それをご存じの神様は、その後も次々と私に「苦労」を授けて下さいました。 そのおかげで、人の「苦労」がわかるようになったのです。 人の悩み、苦しみを少しではありますが、理解できるようになったのです。

ああ! そうか! ものを書くと言うことは、そういうことか! 「不惑」の五十をとうに過ぎて、ようやく気付いたのでした。

そのおかげで、自信作が書けました。 とは言っても、ひょっとすると10年後も物を書いていたとしたら 今の文章を恥ずかしく思うかもしれませんが・・・。

★★★ 志賀内氏『 No.1 トヨタ 7つの仕事魂 』出版記念交流会 ★★★

日時:平成27年10月20日 火曜日 午後6時30分スタート  場所:名古屋観光ホテル 2階 曙の間 会費:1万円 http://www.7shigoto.com/ 私の出版を祝う会ではありません。