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第1098号 ちょっといい話『メルマガの中のメルマガの中のメルマガ』志賀内泰弘

いつもいつも、当メルマガをお読み下さり、ありがとうございます。 筆者の志賀内も、他の数多くのメルマガを読んでいます。 その中に、親友である経営コンサルタントの村上透さんの 「お客が増える★プロダクションが贈る メールレター」があります。

タイトルは、商売っぽいのですが、中身は実にハートフル。 お金じゃなくて、心を大切にする文章に、ときおりジーンときてしまいます。

今日は、その村上さんのメルマガを一つ、転載させていただきます。 「プチ紳士」のメルマガで、「村上さん」のメルマガを紹介するのですが、 その「村上さん」のメルマガの中で、別の人のメルマガを紹介しています。

ということで・・・「メルマガの中のメルマガの中のメルマガ」ということになります。 では、どうぞお楽しみください。

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   ホテルの正しいメルマガ

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広島駅新幹線口のホテルを利用したことがあります。 「グリーンリッチホテル広島新幹線口」というホテルです。 2年くらい前のことですが、それ以来、このホテルのメルマガを毎月、読んでいます。 『グリーンリッチホテル広島新幹線口 ファインメール』というメルマガです。

毎号、松田博美さんという支配人が書いています。 このメルマガ、特徴があります。 友達や知り合いの話題が多く、“また泊まってね、という売り”がありません。 よくあること、身近な話題が多く、“うちはいいホテル、という売り”もありません。

いま、ネット経由でホテルを予約することが増えてきました。 メールアドレスを知ったことで、メルマガを送ってくれるホテルが増えました。 そのほとんどが、“売り込み”のメルマガです。 「メールマガジン」になっていません。 旬の予約プランの案内。お得プランの案内。特別プランの案内。 だから今すぐ予約を! というメルマガばかりです。

そんななか、松田博美支配人のメルマガは“読むメルマガ”でうれしい。 松田博美支配人からのメルマガは、「ふつうの話」のときもあれば、 「いい話」のときもあれば、「すごくいい話」のときもあります。 ひとつだけ確実に言えるのは、メルマガが届くと、 (松田博美支配人からのメルマガだ…)と 松田さんを思い出すということです。

チェックインの際、フロントの松田さんと1、2分話をしました。 それしか接点がありません。が、メルマガが届くと思い出す。 毎月一回は思い出し、思い出すたびに(広島へ行きたいなぁ…)とか (こんど広島へ行ったら松田さんのところへ泊まろう…) などと考える。 それでいいのだと思います。それがいいのだと思います。メルマガの役割として。 売り込む必要はない。

そう再認識させてくれる、松田博美支配人からのメルマガ。 10月30日に届いたメルマガ本文を全文、転載します。 松田博美支配人、転載の承諾ありがとうございます。

(松田博美支配人から届いた『グリーンリッチホテル広島新幹線口ファインメール』10月30日号 ここから)

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婚礼シーズン! 今では1年中いつでも婚礼がある。 当館でもこの秋 結婚式の為、 ゲストの宿泊でご利用くださった方々も多い。

中学の教員をしている友人は、教え子の結婚式に招かれることも多い。 それぞれ感動する結婚式になる。

中でも中学1年のとき、母親を病気で亡くし父親と二人で生活していた直君の結婚式は 忘れられないという。

彼の性格はおとなしいけれど芯が強く、感情を表に出さない生徒だった。 どんな時も前向きで、慣れない家事も父親と二人三脚で、頑張っていた。 そんな直君から『ぜひ結婚式に来てほしい』とうれしい連絡があり、 出席することになった。

新郎新婦の幼いことから今に至り、楽しい思い出が披露されて、笑顔の渦が会場を一色にしていた。 式のクライマックスで、お母さんが亡くなる前に、お母さんからお父さんに 『直君が結婚するときに読んでほしい』と渡された手紙が披露された。

『結婚式までは開けないでほしい』と話していたため、この手紙の存在を忘れていたが 数日前に思い出し披露することになったという。

『直君、結婚おめでとう。直君が生まれた日のことを、昨日のことのように思い出します。 大きな産声で力いっぱい存在感を アピールしていましたね。 お父さんも お母さんも 最高の幸せをいただきました。ありがとう。  幼稚園での初めての運動会。かけっこの練習を一緒にしましたね。 たくさん たくさん練習していよいよ本番。よーいドンの合図で走り出し1番で走っていたね。 でもゴール目前でつまずき転んでしまって、友達がみんなゴールした後、 悔しい想いと闘いながら、最後まで投げ出さず一生懸命走っていましたね。 そんな姿を見てお父さんもお母さんも自慢の息子と思いました。 これからもたくさんの事にぶつかり、迷い悩む事があるかもしれません。 でも直君なら、しっかり立ち向かい乗り越えてくれると信じています。 明るく、楽しく、笑顔が絶えない幸せな家庭を築いてくださいね。  最後に晋一さん(直君の父)私が早くに旅立つことになって、本当にごめんなさい。 直君の成長を居場所は違うけれど一緒に見守ることはできる。 だけど手伝うことができないのは本当にくやしいです。 こんなに立派に育ててくれて心から感謝します。ありがとう!  そして お疲れ様でした。これからは晋一さんの人生思う存分楽しんでくださいね。 心から愛しています。ずーと愛しています。恵実(直君の毋)』

人前では決して涙を見せない直君が人目も気にせず号泣していた。

お父さんもお母さんが亡くなった後、 たくさんの苦労があったのだろう。

明るくて 気さくなお父さんが、 今まで抑えていたものが、一気に涙となった。

どんな状況になっても、家族の絆の強さと温かさを改めて感じた結婚式だった。

(松田博美支配人から届いた『グリーンリッチホテル広島新幹線口ファインメール』10月30日号 ここまで)

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感動的な話だから、いいでしょう! と申しあげているわけではありません。

商品や技術やサービスの宣伝ではない、“売り”とは対極にあるから、いい。 そう思うのですが、いかがでしょうか。

お読みいただきありがとうございます。