たくさんのいい話をたくさんの人に読んでもらいたい・届けたい・広げたい【運営】プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動

無料メールマガジン
いい話を読む
いい話を投稿する
みなさんの感想
いい話グッズ購入

いい話を読む

第1745号 ちょっといい話『郵便配達員のちょっといい話』志賀内泰弘

郵便局の局長さんから聞いたお話です。
ある日、地域の方から局に、主婦の方から電話がかかってきました。
「ありがとうございました。お宅の郵便配達員さんのおかげで助かりました」
とおっしゃいます」その事情を詳しく尋ねると・・・。

その主婦が、マンションの二階のベランダに出た際に、お子さんがイタズラか誤ってなのかわからないけれど、窓の鍵をかけてしまい、外に締め出されてしまったそうです。子供を呼ぶが来てくれない。その日は猛暑で汗が流れてきました。助けを呼ぼうとして、通り掛かる人を待ちましたが、その日になかなか人が現れなかったそうです。
どれほど時間が経ったか。暑さで参ってしまったところに、郵便配達の人の姿が見えました。
「助けてください」
と声をかけると気づいてくれました。締め出されてしまった事情を説明し、
「ケータイを貸してください。大家さんに電話をして、玄関から入って助けてもらいのますので」
と言うと、郵便配達の人は、背伸びをして精一杯に手を伸ばしてケータイを渡してくれました。記憶していた大家さんの番号に電話をすると繋がりました。

さて、大家さんが駆けつけてくれる間のことでした。郵便配達の人は、近くの自動販売機へ行き、冷たい水を買って来てくれ、またまた背伸びをして渡してくれたのです。とにかく暑い。熱中症にならないようにとの気遣いからでした。おかげで事なきを得ました。「その郵便配達員さんにお礼を伝えていただきたくて電話しました」とのこと。

局長さんが、その地域の担当者を調べました。すると、アルバイトでした。
「郵便配達が仕事ではありますが、こうして地域の人のお役に立つ人材がうちの局にいることを誇らし思います」
と局長さんはにこやかに話されました。