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第1689号 ちょっといい話『四日市・柿安の「感動シート」』志賀内泰弘

すき焼き、しゃぶしゃぶで有名な三重県の四日市柿安では、毎月一度、スタッフ全員から女将宛に「感動」した話を報告してもらっています。
「自分の体験で、お客様に喜んでいただけたこと」 または、
「普段の生活の中で、自分がお客様として、『ああ、いいサービスだな』と思ったこと」(レストランやホテル、電車などどこでも) などのエピソードを「感動シート」という紙に書いて、ティッシュペーパーの空き箱で作った投函箱に入れてもらいます。 今日は、その中から、志賀内の琴線に触れた「いい話」を紹介させていただきます。

*    *    *    *    *

四日市柿安の調理場に勤めるSさんが、お孫さんと散歩に出掛けた時の話です。 彼岸花の咲く田んぼのあぜ道には、お弁当の空き容器と思われるゴミが落ちていました。以前から目に付いており、ずっとそのままになっていました。 「誰が捨てたんだろう」 と、Sさんは、それを見る度に腹立たしくなりました。
ところが、近所に住む男性が、そのゴミを拾い自分の家のゴミ袋に入れるのを目撃しました。Sさんは、気付いていながら拾えなかった自分が恥ずかしくなり、男性に駆け寄り、自分が拾えなかったことを謝りました。すると、男性は黙って優しい笑顔を返してくれました。

さて、帰宅して新聞を広げると、いつも真っ先に読む運勢の自分の干支の欄に、こんなことが書かれていたといいます。 「人知れず隠れて徳を積んだ人の元に繁栄はあり」 すぐに思と出したのは、あの男性のことでした。 「男性に感謝するとともに、私もできる限り、人のためになることをしたいと思いました」
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・・・というお話です。 ゴミってなかなか拾えないものです。パッと拾う人がいると、それだけに頭が下がります。 志賀内は、「なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?」(ダイヤモンド社)という本まで書いているにもかかわらず、拾えずに「見て見ぬフリ」をして通り過ぎることがあります。 だから・・・こういうお話には、ホント!耳が痛いです。 反省しきり。