第421号 ちょっといい話『お金が足りない!』志賀内泰弘
モスバーガーの本社に勤める友人から、こんなメールが届きました。
「自分の会社のことだけど、何だか嬉しくて嬉しくて聞いて欲しい」
と。 それは、お客様相談室に届いた下記のような一通のメールでした。
* * * *
数ヶ月前の、モスバーガーの港北ニュータウンセンター中央店でのことです。 子供達に食べさせようと、宅配を頼みました。
商品が届き支払いの段になって、 財布のお金が足りないことに気づきました。
子供達はまだ1~3歳と小さくて、 風邪や空腹で機嫌が悪かったため、泣くは喚くはで大騒ぎでした。
それを見ていた店員さんは、
「お金は夕方にまた取りに来るのでいいですよ」
と言ってくれました。 でも、焦ってしまった私は、
「3分で戻ります」
と半ば強引に、近所の知り合い宅へお金を借りに飛び出してしまいました。 でも、その知り合いは留守でした。
そのため、また別の所でお金を借りて来ました。 その間、少なくとも15分はかかったと思います。
戻ってみると、なんと配達してくれた店員さんが、 子供達にハンバーガーを食べさせてくれていたのです。
それだけではありません。 たくさんのオモチャ(おまけ)で遊んでくれていました。 子供達もご機嫌で大はしゃぎでした、
店員さんに、
「勝手にすみません」
と謝られましたが、 謝るのはこちらの方でした。
お礼を言うのもつかの間、 店員さんも忙しいようで、すぐに戻って行かれました。
私のモスでの素敵な思い出です、 ありがとうございました。
* * * *
どこの会社にも、お客様相談室があります。 通販の会社でお客様相談室に勤めていた友人から聞いた話では、 かかってくる電話やメールのほとんどがクレームだそうです。
仕事とはいえ、また、当方に非がある場合でも、 一日中では気が参ってしまうそうです。
そんな中、こんなメールが届いたら・・・。
わかるなぁ~。 嬉しいですよね。









