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第1161号 ちょっといい話『感謝して生きる・・・小林正観さんの言葉』志賀内泰弘

多くのファンに惜しまれて亡くなられた小林正観さんですが、 2015年2月に、「ベスト・メッセージ集」が発売になりました。

「ありがとうの神様」ダイヤモンド社です。 たいへん好評で、ジワジワと売れ続けています。

何しろ、数ある著書の中からまとめた集大成ゆえに どのページも心に沁みる言葉ばかりです。

その中から、最も大好きなエピソードを1つ、 抜粋して紹介させていただきます。

   *   *   *   *   *

「私が、長女から教わったこと」

私には、知的障害を抱えた長女がいます。 彼女は、普通の子どもよりも筋力が足りないため、速く走ることができません。 運動会の徒競走では、いつも「ビリ」です。 彼女が小学校6年生のとき、運動会の前に足を捻挫してしまった友だちがいました。 長女はこの友だちと一緒に走ることになっていたため、私の妻はこう思ったそうです。

「友だちには悪いけれど、はじめて、ビリじゃないかもしれない・・・」

運動会を終え、妻はニコニコしながら帰ってきました。 私は、 「ビリじゃなかったんだ」 と思ったのですが、 「今回も、やはりビリだった」 というのです。今回もビリだったのにどうして妻は、 いつも以上にニコニコ嬉しそうにしていたのでしょうか。

徒競走がはじまると、長女は捻挫した友だちのことを何度も振り返り、 気にかけながら走ったそうです。 自分のこと以上に、友だちが無事にゴールできるか、心配だったのでしょう。 友だちは足をかばうあまり、転んでしまいました。

すると長女は走るのをやめ、友だちのもとに駆け寄り、 手を引き、起き上がらせ、2人で一緒に走り出したそうです。 2人の姿を見て、生徒も、父兄も、先生も、大きな声援を送りました。

そして、ゴールの前まできたとき、 娘は、その子の背中をポンと押して、 その子を先にゴールさせた・・・というのです。

この話を聞いたとき、私は気づきました。 人生の目的は、競い合ったり、比べ合ったり、争ったりすることでも、 頑張ったり努力したりして「1位になる」ことでもない。 人生の目的は、「喜ばれる存在になること」である。 私はそのことを長女から教わりました。

そして長女は、そのことを教えてくれるために、 私たち夫婦の子どもになったのだと思います。

   *   *   *   *   *

誰もが共感し、誰もが頷かれることと思います。 人生において、ことことに少しでも早く気づくことができたのなら、 どれほど幸せになれることでしょう。

最後に、こんな言葉が、添えられています。 「すべてを受け入れて、(感謝して)幸せに生きる、1%の人々」 その1%の人でありたいと思いました。