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第1749号 たった一言でコンテスト受賞作品ホスピタリティ賞★『辞めなさい』

<掲載時のお名前>つるさん
<年齢>43
<性別>女性
<住所>広島県福山市

<心に響いた「たった一言」>
「辞めなさい」

<「たった一言エピソード」>
私と母は顔も性格も違っていました。大きくなるにつれ、母とは衝突も多く、早く家を出たいと何度も思っていました。

私が社会人になったころ、新しい職場になじめず、人間関係もうまくいかなかったのですが、我慢して働いていました。入ったからには簡単に仕事を辞めてはいけない、石の上にも3年、嫌なことはよくあること、母も怒るだろうと思っていたからです。そのうち体が拒否反応を起こし、ストレスのせいか、物があまり食べられなくなりました。どんどん体重が減っていったとき、カウンセラーの先生に相談をすると、「軽いうつ」と言われ、「私がうつ!!」と驚きました。

ある日、仕事から家に帰ると、何も言っていないのに私の顔を見て、母がただ一言「辞めなさい。」と言ってくれました。そのおかげで、なんだか胸の内が軽くなりました。後でわかったことですが、母はとても心配してくれていました。

それから、すぐ退職届を出し、約2か月休養後、運よく新たな仕事に出会え、仕事ができるようになりました。「体の方が大事だから。」と言う母に、やっと母が私を大切だと思ってくれるのが分かり、両親への接し方、想いが大きく変わった時でした。いまでは母と仲良く旅行や買い物に出かけ、今も元気で働けています。