たくさんのいい話をたくさんの人に読んでもらいたい・届けたい・広げたい【運営】プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動

無料メールマガジン
いい話を読む
いい話を投稿する
みなさんの感想
いい話グッズ購入

いい話を読む

第1703号 たった一言でコンテスト受賞作品★ホスピタリティ★『頑張らなくていいから、胸張って歩いてみな』

<掲載時のお名前>ぴにゃーたさん
<年齢>19
<性別>女性
<住所>愛知県常滑市

<心に響いた「たった一言」>
「頑張らなくていいから、胸張って歩いてみな」

<「たった一言エピソード」>
私が海外に留学した時のことです。学校の生徒や道行く人に、アジア人だからと暴言や嫌がらせを日常的に受けていました。「この国から出ていけ」「イエローモンキー」など、彼らの言葉はとても鋭利で、私の心をズタズタに引き裂いてしまいました。

それまでは人種差別はどこか遠い国のことように思っており、私が当事者になったという現実を受け止めることができませんでした。周りの人全ての視線に怯えて泣いてばかりいると、姉が電話口で、
「頑張らなくていいから、胸張って歩いてみな。」
と言いました。なんて恐ろしいことを言うのだと思いました。

しかし、うつむくことを止めると、見えるものが変わることに気づきました。攻撃的な視線はさして多くはなかったのです。むしろ、じっと目を合わせると相手が少しひるむのです。彼らは差別的な言動をしますが、それは恨みや妬みから来るものではないと知り、次第に差別への怯えは薄らいでいきました。

留学中は心ない一言で何度も泣きました。しかし、姉の一言は、それ以上に私を強くしたのです。