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第1618号 たった一言でコンテスト★ハッピー賞★「君がやるんだ!」

<氏名>綾部健二さん
<住所>栃木県宇都宮市

<心に響いた「たった一言」>
「君がやるんだ!」

<「たった一言エピソード」>
40年前、職場の同僚たちと居酒屋に行った折のこと。
酔った勢いも手伝って、仕事、会社への不満、
昨今の政治経済に至るまで言いたい放題に盛り上がった。

全員が20代、若さの発露そのものだったと思う。
その結果、今で言う「ガス抜き効果」が得られて、
それぞれが気分良く店を出ることに。

私が同僚たちの最後尾で暖簾をくぐる時、
ひとりのほろ酔い加減のおじさん(職人っぽい人)が一緒になった。
私たちの他愛もない話を聞いていた様子。

おじさんは肩が触れ合う距離から、
私の耳元に「君がやるんだ!」と少し低い声で一言。
おじさんの外見からは想像もできない言葉だったが、
25歳の私は瞬間的かつ素直に「はい!」と応えていた。
とても不思議な感覚だったことを覚えている。

以来、長い企業人生活を送る中で「君がやるんだ!」は、
「俺がやるんだ!」という合わせ鏡のようなキーワードになっていった。
多くの失敗と僅かな成功が織りなすほろ苦い半生。
だが、「君がやるんだ!」は今も耳の奥から響いてくる…。