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第1548号 たった一言でコンテスト★こころぽかぽか賞★「だいじょうぶ。父さん直しておくよ」

<掲載時のお名前>父かえるさん
<年齢>68
<性別>男性
<住所>長野県長野市

<心に響いた「たった一言」>
「だいじょうぶ。父さん直しておくよ」

<「たった一言エピソード」>
母を亡くし、公務員だった父に育てられた。
当時の公務員は安月給の象徴であり、
我が家も貧しい家庭だったと思う。

でもよかった事は、公務員という事もあったのだろうか、
それとも父の子等に対しての気遣いだったのだろうか、
規則正しい暮らしができ家事も全てきちんとしてくれていた。

兄と私の男兄弟であり、日常品の消耗も激しく、
学生服、下着、靴下、ズック、野球グローブ(布製)などは
日々破れ又は穴があく寸前の物もあった。

でも父は「直しておくから」と言い翌朝には、
それなりに繕い終っていた。
決して器用ではない父ではあったが、
そんな背中を見て育ったせか古希を迎える私も現在は、
壊れかかった籠、洗濯干しハンガー、自転車など
孫の物まで可能な範囲で修理し再使用している。

妻や娘からは、
「みっともない。そんな物、安く買えるのに」
と日々言われながら。