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| - 第 109 話 - 『詩人・坂村真民さんの「坂村真民一日一言」』 |
詩人・坂村真民さんの「坂村真民一日一言」
志賀内泰弘
講演会で、
「小さな小さなことでかまわないので、親切をしましょう。
情けは人のためならず。それは必ず自分に還ってきます」
と呼びかけています。
ある時、
会場で聞いていただいていた年配の男性から質問(?)がありました。
「志賀内さんの話は頭ではよくわかったけど、恥ずかしくてできん」
とおっしゃるのです。
たまたま、電車でお年寄りに席を譲ったり、
白いの杖の方をヘルプする話をした後だったからでしょうか。
たしかに、電車の中でお年寄りに声をかけるのは勇気がいるものです。
私も、最初の頃は顔が真っ赤になりました。
今でも、ちょっと恥ずかしい気分になります。
「別に、お年寄りに席を譲ったりすることだけが
親切ではありませんよ」
とお話します。親切とは呼べないかもしれませんが、
狭い道で「お先に」と一声かけたり、満員のエレベーターの中で、
ほかの人の降りる階のボタンを押してあげるだけでもいいのです。
詩人・坂村真民さんの「坂村真民一日一言」致知出版社を読んでいて、
こんな詩に出会いました。
何かをしよう
みんなの人のためになる
何かをしよう
よく考えたら自分の体に合った
何かがある筈だ
弱い人には弱いなりに
老いた人には老いた人なりに
何かがある筈だ
生かされているご恩返しに
小さいことでもいい
自分にできるものをさがして
何かをしよう
「生かされているご恩返しに」
という一行に心打たれました。
今日、一日を生きていること、
いや、生かされていることに心の底から感謝すれば、
自ずと、恩返しができるわけです。
「プチ紳士を探せ!」運動のサポーターに手を挙げて下さる方が、
どんどん増えています。240名を超えました。その精神は、
「できる人が、できる時に、できる範囲で」。
「弱い人には弱いなりに
老いた人には老いた人なりに」
と同じです。
少しずつですが、プチ紳士・プチ淑女が増えています。
もちろん、まだまだ目に見えるほどの成果はあげていません。
コツコツです。
本年は当メルマガを愛読いただき、ありがとうございました。
来年も、よろしくお願いいたします。
みなさん、よいお年をお迎えください。
志賀内泰弘
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