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『お見舞いにもらった相田みつをさんの本のこと』
編集長・志賀内泰弘
11年前のことです。病気で倒れました。
上司との人間関係が原因で、2年間悩み続け、
とうとうストレスから、
突然、倒れてしまったのです。
一時、生死を彷徨う状態にありました。
そのあとも、長い間、入院生活を余儀なくされました。
再発の恐れとの精神的な戦い。
その上司へ恨み。
これからの人生への不安。
様々なことが、心の中でぐるぐると回っていました。
私の心の師と仰ぐ人から、お見舞いが届きました。
ダイヤモンド社から出版されている
「相田みつを・心の詩」と三冊セットの本でした。
その一冊、「空を見上げて」には、こんな詩がありました。
身から出たさびと
おもえば
こころしずまる
みつを
私の主治医はこうおっしゃいました。
「病気になったのは、感謝が足りないからだ」
「あなたに起こったすべてのことは、すべてあなたに責任がある」
「人を恨んでいるうちは治らない」
そうなのです。
まさに、病気は「身から出た錆」でした。
その日から、
「すべてのことに感謝します」
「100%前向き人間です」
「人の批判・非難はしません」
「愚痴や不平不満は言いません」
と、毎朝、口に出して繰り返す日々が始まりました。
今では、その上司のことを心の底から感謝しています。
病気になったから、今の私がある。
その「気づき」を与えてくれた、大切な人です。
相田みつをさんの言葉は、いつも心に染みます。
繰り返し、繰り返し、ページをめくります。
特に、ちょっと悩んだときに。
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