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- 第 70 話 -  『お見舞いにもらった相田みつをさんの本のこと』 

『お見舞いにもらった相田みつをさんの本のこと』



              編集長・志賀内泰弘


11年前のことです。病気で倒れました。

上司との人間関係が原因で、2年間悩み続け、
とうとうストレスから、
突然、倒れてしまったのです。

一時、生死を彷徨う状態にありました。
そのあとも、長い間、入院生活を余儀なくされました。

 再発の恐れとの精神的な戦い。
 その上司へ恨み。
 これからの人生への不安。

様々なことが、心の中でぐるぐると回っていました。

私の心の師と仰ぐ人から、お見舞いが届きました。
ダイヤモンド社から出版されている
「相田みつを・心の詩」と三冊セットの本でした。

その一冊、「空を見上げて」には、こんな詩がありました。



  身から出たさびと
  おもえば
  こころしずまる

  みつを



私の主治医はこうおっしゃいました。

 「病気になったのは、感謝が足りないからだ」

 「あなたに起こったすべてのことは、すべてあなたに責任がある」

 「人を恨んでいるうちは治らない」

そうなのです。
まさに、病気は「身から出た錆」でした。
その日から、

 「すべてのことに感謝します」

 「100%前向き人間です」

 「人の批判・非難はしません」

 「愚痴や不平不満は言いません」

と、毎朝、口に出して繰り返す日々が始まりました。

今では、その上司のことを心の底から感謝しています。
病気になったから、今の私がある。
その「気づき」を与えてくれた、大切な人です。

 相田みつをさんの言葉は、いつも心に染みます。
 繰り返し、繰り返し、ページをめくります。
 特に、ちょっと悩んだときに。

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