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- 第 56 話 -  『「ハチドリのひとしずく」を知ってますか』 

つい先日のことです。
一冊の本に巡りあいました。
辻信一監修「ハチドリのひとしずく」光文社です。

以前から、辻さんの著書や活動のファンで、注目していました。
「100万人キャンドルナイト」の呼びかけ人であり、
スローライフの提唱者として、国内外に知られています。

この本では、冒頭に、
南アメリカの先住民に伝わる物語「ハチドリのひとしずく」を紹介しています。
本当に、短い、短いお話です。


     *     *     *     *


アマゾンの森が燃えていました。
森に住む動物たちは、われ先にと逃げていきました。

けれども、クリキンディという名のハチドリだけは、
いったりきたり。
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは、
火の上に落としていきます。

それを見た大きな動物たちは、

「そんなことをしていったい何になる」

とクリキンディを笑います。
クリキンディはこう答えました。

「私は、私にできることをしているだけ」


     *     *     *     *


そうなのです。
たった、これだけのお話です。

でも、思わず、

「そうだ、頑張れクリキンディと叫んでしまいました。」

そして、自分は、笑って見ているだけの動物にだけは
なりたくないと思うのでした。

辻さんは、この「ハチドリのひとしずく」を元に、
「ハチドリ計画」という活動をしています。

自分にできることをして、
地球を住みやすくしようという運動です。

http://www.hachidori.jp/english/keikaku.html

これに、大いに勇気付けられました。
「プチ紳士を探せ!」運動も同じなのです。

自分ひとりが、お年寄りに声をかけても、
自分ひとりが、空缶を拾っても、
自分ひとりが、工事中の車線で道を譲っても、
世の中は変わらないじゃないか。

そうかもしれません。
きっと、そうでしょう。
そう簡単に、世の中は変わりません。
でも、確実に、それは「ハチドリのひとしずく」にはなるのです。

笑って見ているだけの動物になるよりも、
ハチドリになりたい。
「ハチドリのひとしずく」を知ってますか

みなさんも、
「ハチドリのひとしずく」を実践しませんか。

いつか、森の火事がおさまることを信じて。

「プチ紳士を探せ!」運動は、二年目に入りました。

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