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- 第 55 話 -  『ありがとう、の力』 

「ありがとう、の力」

        編集長・志賀内泰弘


私は東海地区ではメジャーな新聞、中日新聞に
「ほろほろ通信」というコラムを
毎週一回連載させていただいています。

読者の「いい話」「感動したエピソード」を
読者の皆さんから投稿していただき、
それを私が、6百字にまとめてコラムにします。

読者の皆さんとの、感動のキャッチボールが目標です。

さて、そのコラムで、7月29日に
「小・中学生の皆さんへの宿題です」と題して、
こんな提案をしました。

    *    *    *    *    *

地下鉄の吊革広告にこんなキャッチコピーを見つけた。
車の販売会社のものだ。

  「『ありがとう』のひとことが、
   しあわせにするのは、ふたりです。
   言われた人と、言った人」

思わず「そうだよなぁ」と膝をたたいてメモしてしまった。

「ありがとう」と言うと、相手が笑顔になる。
すると、自分も喜びが増す。

ここで「ほろほろ通信」のおじさんからも、
一つ宿題を出したい。

「ええ〜」と言う声が聞こえて来そうだが、
難しいことではない。

それは「ありがとう」という言葉を
この夏休みの間に何度も使ってみよう、という提案だ。

    *    *    *    *    *

こんな言い方をすると、誤解を招くかもしれませんが、
「ありがとう」という言葉は「タダ」です。

「タダ」なのに、使い惜しみする人が多いようです。

その上、使えば使うほど得になります。
「言った本人」も幸せになるのです。

「ありがとう」は習慣です。

言い方を替えれば
「癖」です。

ご飯を食べたり、歯を磨いたりするのと同じです。
意識して使っているうちに、自然と身につき
使わずにはいられなくなります。

だから、大人になってからでは、身に付きにくいのです。
だから、子どものうちから、
「癖」にして欲しいなぁと思ったのです。

お店で買い物をします。
お金を支払います。
だから、こっちがお客様です。
だから、「ありがとうございます」と言うのは、お店の側。

…と決めつけるのはちょっと寂しいものです。

「買わせていただく」
と考えれば、
買った人が「ありがとう」というのも自然です。
そう考えると、「ありがとう」という機会はいくらでもあります。

電車に乗って「ありがとう」
レストランで「ありがとう」
学校で「ありがとう」

すると、「言われた人と、言った人」の両方が
ハッピーになります。

「ありがとう」は
「プチ紳士」「プチ淑女」の口癖でもあります。
では、ご一緒に、

 「ありがとう」


追伸です。
中日新聞のコラムの最後に、こんな呼びかけをしました。

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夏休みの終わりに「ありがとう」と言ったら何が起きたか。
自分や周りがどう変わったか。
「ほろほろ通信」に報告して欲しい。

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このメルマガをお読みの皆さんからも、
「ありがとう」にまつわる投稿をお待ちしています。
よろしくお願いいたします。

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